第五世代パーティー 誘導補完 [パーティー構築]
第五世代で利用したパーティー。
記録として残しておく。
誘導補完積みサイクル
特性 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | |
---|---|---|---|---|---|---|
ウルガモス | 炎の体 | ラムの実 | 火炎放射 | 虫のさざめき | 目覚めるパワー(水) | 蝶の舞 |
ブルンゲル | 呪われボディ | 食べ残し | 熱湯 | 挑発 | 溶ける | 自己再生 |
ハッサム | テクニシャン | 命の珠 | バレットパンチ | 虫食い | 電光石火 | 剣の舞 |
ラティアス | 浮遊 | 火炎玉 | 波乗り | ミラータイプ | サイコシフト | 羽休め |
バンギラス | 砂起こし | こだわりスカーフ | 追い討ち | 岩なだれ | 冷凍パンチ | 馬鹿力 |
ガブリアス | 鮫肌 | 気合のタスキ | 地震 | 逆鱗 | 大文字 | ステルスロック |
第五世代環境に限らず、63シングルは選出、特に先発を読むゲームだと考えている。
ランダムマッチにおいては選出と構築を読み誤らせるだけで格段に勝率が上がる。
その理論に基づいて構築したのがこのパーティーで、選出画面でラティッサム軸スタンや電磁砂を偽装する。
カイリュー、パルシェン、キノガッサ辺りを採用しないことで積みサイクルであることを極力悟らせない。
基本的な動きはラティアスを先発で出して鋼を誘う。
そこからミラータイプを絡めて受けつつ火傷を撒き、二体ほど疲弊させた上で後続で積みサイクルを遂行。
バンギラスを見せることで特殊アタッカーに偏った選出を縛る(=火傷を刺さりやすくする)意図もある。
要するにハッサムとバンギラスが選出画面にいることで、このラティアスは力を最大限に発揮できる。
こういった選出画面における思考誘導のための相性補完を『誘導補完』と名付けることにした。
このブログ以外の場所で語る気の無い用語なので広まりはしないが。
要するに「偽装○○パーティー」の偽装部分を突き詰めた形である。
ヌケニンのような「選出画面に立つ仕事」とは、幅広い相手にアクティブに選出して使っていける点で異なる。
ウルガモス
控えめ準速CS。ミラー意識でDに微振り。
好きなので使っている節も強いが、全抜き性能に関してはソーナンスで止まりにくい点も含めてトップクラス。
ラムは貴重なキノガッサへの後出しアイテム。電磁波に弱いのでその対策も兼ねる。
キノガッサや鋼組との対面で負け筋を作りたくないので、命中安定の火炎放射。
めざ水はヒードランの前で舞った際、後ろにサンダーなどが見える場面でも安定行動として撃てるのが強み。
ブルンゲル
図太いHB。16n+1調整してしまうと耐久性能が不足するのでH252振り。Sは4振りバンギラス抜き抜き。
呪われボディ+自己再生を活用した物理受けが非常に強力。挑発によりカバルドンやナットレイを完封可能。
命中不安定な鬼火よりも1.5耐え調整で確実に止められる溶けるの方が噛み合っている。これでも立派な積みポケ。
投げラッキーの選出を躊躇させる効果もあり、パーティーとして苦手なローブシンへの防衛線でもある。
熱湯には火傷狙いの他にも凍結耐性の意味があり、氷技への後出しからの負け筋を僅かに低減する。
ハッサム
意地っ張りHA。10n-1調整…を放棄して8n-1調整。余りは逆鱗耐久用のBに回している。
こちらのガブリアスがステロを撒く機会は少ないが、ラティアスが上手い具合に2体ほど削ってくれるので珠。
先述の通り、ラティアスの型読みを妨害するために選出画面に立たせている意味合いも強い。
虫食いの採用は積みの天敵であるソーナンスを特に意識している。
対ローブシン、回避ラッキー、ミラーマッチを考えてツバメ返しも欲しかったが断念。
ラティアス
臆病最速HS。8n-1調整。余りはB振り。
鋼を呼び込んだ上でサイコシフトで火傷をばら撒き、このパーティーの基点作りを担当する鏡ラティアス。
異常を浴びせることと自身も発火することから、耐久型を呼んでもそれなりに戦えるのが強み。
回復技を持つ相手には厳しいが、アタッカーを後出ししやすくもあるので立ち回り次第。
ちなみに型がバレていると早々に起点にされるので、ランダムマッチ以外での運用は難しい。